11月24日(金) ゆまの容態について
~両親より~
いつもゆまを応援して頂きまして誠にありがとうございます。
最近のゆまについて、ご報告致します。
10月下旬に血液検査を行った際、7月に入院する原因となったサイトメガロウィルスという感染症を表す数値が再度陽性反応となってしまいました。
今回は薬での調整で様子をみることになり、今は血液検査を行うため毎週通院しています。
入院の話も出ましたが、治療を始めて少しずつ数値も下がっていることもあり、このまま自宅療養となりました。
幸いゆまは熱もなく元気があり、以前と変わらず過ごすことができています。また、内視鏡検査についても、拒絶反応はありません。
先月の10月31日、ゆまは2歳の誕生日を迎えることができました。
今年は誕生日という記念すべき日を自宅で迎えられたことを本当に嬉しく思っています。
いつものように家族でご飯を食べて、一緒に寝るということに改めて幸せを感じることができました。
これもドナー様やそのご家族様、そして皆様のご支援、ご協力のおかげです。本当に感謝しております。
そして、先週末にゆまの多内臓移植の執刀医である加藤友朗先生の診察が日本であり、この先の予定が決定致しました。
帰国時のお知らせの中で、移植後6ヶ月、12ヶ月のタイミングでアメリカに再度検診に行かなければならないとご報告をさせて頂きました。
6ヶ月の時には、ゆまの容態や帰国した後すぐということもあり、先生方との話し合いの結果、見送りとして頂きました。
そして今回の12ヶ月では、日本で多内臓移植の実績が無い事などから、アメリカで検査や診察を行い、アメリカの移植チームに今後のゆまの治療予定を決定して頂く事となりました。
ストーマの手術は、この先日本で行う予定ですが、その時期についてもアメリカで決定となります。
今回の滞在日数は12月中旬から約1週間程度の予定です。
寒さも厳しくなってきましたので、ゆまの体調管理もより一層気をつけて過ごしていきたいと思います。
引き続き、ゆまの容態をご報告させて頂きますので、応援の程よろしくお願い申し上げます。
大河原 政人・梢